名古屋鉄道 3150/3300系

Nagoya Railroad - Series"3150/3300"

 2004年登場の名鉄ECBシリーズ最新型。

 10年以上増備が続いたロングセラーで、登場時はステンレスシルバーに赤帯のみというシンプルかつスマートな塗装で驚かせた。登場以来その時期のニーズに合わせて改良が加えられており、製造次数が細かいのが特徴。5次車からは塗装やスカート形状、台車などが変更となり印象が大きく変わった。ほぼ同じ見た目で、前照灯部の黒い飾り帯がなく、分散冷房・ひし形パンタグラフが搭載されているのは、1000系全車特別車編成が方針転換でお役御免となり、機器流用のうえで3300系同様のボディを新造し一般車となった"そっくりさん"の5000系。

 外観の変わった5次車以降も含めグリーンマックスから製品化されているうえ、4次車以前と5次車以降はそれぞれ外観の差異がほぼないので本線系統の3300/3150系はグリーンマックス製品により全編成を再現することができる。また、グリーンマックスでは過去に3150系×2本+3100系×1本によるブツ6を再現したというモノ好きなセットを出したことがあった。

 ここで扱うのはその製品の3150系2本と、3150/3300系の各初回製品1本ずつ、コアレス化後発売の3150系5次車1本の計12両。3150系5次車以外はすべて中古品でさなえファインテックにおいてレストアをしたものである。

 


3150/3300系

編成表とお手入れ内容

  2次車 3155  3255 [特急|岐阜]

  2次車 3159  3259 [急行|岐阜]

  4次車 3165  3265 [急行|岐阜]

    5次車 3167  3267 [普通|須ヶ口]


  2次車 3301   3300   3300   3300 [急行|岐阜]

 ステンレスボディには定評のあるグリーンマックス。この3150/3300系も造型はいい感じ。

 と、なればやはりやりたいのは他車との連結。3000系列各種で併結して普通や急行、1700系や2200系と併結してラッシュ輸送、さらには2000系とともに車庫へ回送したりと縦横無尽に働く3150/3300系には欠かせないギミックだ。個人的にTOMIXの7000系用カプラー(JC0380)は造型が気に入らないので、自ら作成したさなえファインテック型M式密自連カプラーを採用した。
 

 パノラマシリーズ譲りなのか、ワイドビューシリーズに対抗してか、この系列はフロントウインドが非常に大きい。それに加えて半流線型なのがこの車両のカッコいいポイントで、もちろん模型でもしっかり再現できている。

 となると気になるのが運転台だ。半流線型ということは、見下ろすことの多い模型特有の遊びかたにおいて視界に運転台がよく目に入ることになるのである。グリーンマックスは汎用性重視なので、車両前面の形にあわせた黒色の箱にライト基盤をはめているだけ。シースルーでないなど時代に乗ってない感はあるが、装着の簡単さなどはさすがといったところ。この3150/3300系用も漏れずその仕様だが、なんか運転台みたいなモールドがあった。ということで運転台の塗りわけと、ついでにライトユニットがシースルーじゃないので乗務員室仕切も作成してみた。運転台はガンダムマーカーでグレーに、仕切はパソコンで適当に作ったものを貼付している。乗務員室仕切はいまのところは3150系5次車にのみ施工している。せっかく作ったデータが消えてしまったので、作り直して他の編成に波及させるモチベーションがないのだった。
 

3150/3300系

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