名古屋鉄道 7000系
Nagoya Railroad - Series"7000"
名古屋鉄道 7000系
編成表とお手入れ内容
7011 7162 7061 7012
ここで紹介するのは引退直前のイベントで白帯が復元された“復活白帯車(ふっかつはくたいしゃ)”の7011編成。2次車の4両編成で、他車との連結などができるM式密自連を装備したグループ。フロントのにぎやかなジャンパ管がアクセント。
普通から特急までこなすオールラウンダーだった7000系。単独運用からさまざまな系列との併結までお手の物で、7000系同士や7300系、1000系パノラマスーパー、果ては数奇な人生を辿った1380系などとも手を組んだことがあったようだ。名鉄模型界隈で知らない人はいないTNカプラーJC0380はここがもともとの居城で、低い電連もここではしっくりくる。
上段は先頭部のようす。さすがのHGか運転台にはパネル類とハンドルと座席がモールドされている。ここでは中京競馬場にて保存されている実車や雑誌の写真などと見比べながらマーカーで塗った。また床板と一体成型になっている展望席最前部の冷房装置カバーと、塗り分けられていない展望席上部の前照灯のフチを銀色に。天から仰ぎ見ることが多い鉄道模型では効果的なお手入れだ。
またこの形式の表情の決め手ともなるのが前面の逆富士型標識板。当初は板式のものが設置されていたが、一部の編成はのちに方向幕式へと改造された。上写真で紹介しているのはすべて方向幕式にされた編成で、そのうちの7011編成は左写真のように上半分が緑色のダイヤモンド型とされた。従来の板式も装着できるように金具などを残したまま幕式に改造されている。左写真はどちらも7011編成だが、TOMIXのデフォルトだと行先板をセットする金具が再現されていないので、グリーンマックスのステッカーにおまけとして収録されているものを貼付した。方向幕は中央の写真のようにそのグリーンマックスのステッカーの上から貼った。当初は英字入りの中部国際空港行きにしたが、これが完全な勘違い。7011編成は引退まで英字がなかった旧幕を使っていたのだった。中部国際空港行きなどには行先板を使用していたらしい。
ミュージックホーン鳴動装置
名古屋鉄道 7000系
@yokohamawestern 氏に勿体ぶられてしまったので先に動画だけ。
— あかいろでんしゃしんどろーむ (@Sanae_Ftec) 2018年6月2日
先日からご紹介していたミュージックホーンを車内から鳴らす装置を搭載させて、通過時の音の様子を確認してきました。
ニヤニヤしてしまう仕上がりです…
※動画は雑音多め音量大きめなのでご注意を pic.twitter.com/3fh0EdhWcc
#Nぷら 様にて撮影した動画をもうひとつ。
— あかいろでんしゃしんどろーむ (@Sanae_Ftec) 2018年6月3日
とにかくかっこいいのでハッシュタグのチカラを借りて皆様へ自慢していきたい所存。 pic.twitter.com/Np8neBNYOm
この名鉄7000系で一番やってみたかったのが、ミュージックホーン鳴動装置。まずは何も考えずに上2つの動画を見ていただきたい。
装置の構造はいたって簡単で、車内に秋葉原で適当に買ってきた安いBluetoothのヘッドセットを分解して組込んだだけ。客室ドア間の座席パーツを取り払い、分解して取り出したリチウムイオンバッテリーと基盤を配置し、スピーカーはガラスパーツをはずした妻面に向けて出した。あとはミュージックプレーヤーなどと同期させてミュージックホーンの音源を再生するだけという簡素な装置。組み込んだ7011号車の写真を下に示す。車内にギラッと光る長方形の箱がリチウムイオンバッテリーで、基盤はその下に入っている。
この装置といえば、某メーカーが室内灯取り付け部にはめ込むサウンドユニットを発売している。装置の仕組み自体はほとんど変わりないので、あとは見た目の問題と、座席パーツを外さないと入れにくい(入れられない)という制約を克服すればさらに良い装置となるが、某メーカーの製品が1万円近くするのに対してこちらは総工費1500円ほどなので、改良する意欲は残念ながらない。
ミュージックホーン鳴動装置
おまけ
難点は受信機が2つ以上にできないところでしょうか。
— あかいろでんしゃしんどろーむ (@Sanae_Ftec) 2018年5月28日
まあ複数の列車が同時に鳴らすようなことはないのでいいとは思いますが… pic.twitter.com/s76nSXhDBf
昨晩からのNゲージミュージックホーンのつづき
— あかいろでんしゃしんどろーむ (@Sanae_Ftec) 2018年5月28日
GMもコアレス世代の床板なら座席を取ると入るようです。
Bluetoothによる無線通信でスマホのトラックを流しているだけなので可能性は広そうです。いちおう車両から音が出ているのをわかっていただくためにカメラを振ってみました… pic.twitter.com/sMjEpI9bqq
最後に名鉄1700系に搭載した様子をご紹介。
完全に独立しているので入れることができるスペースさえあれば何にでも入れることができる。車輌に限らず駅などのストラクチャーなどに仕込んでも楽しそう。またBluetooth対応機器なら何でもいいので、スマートフォンやミュージックプレーヤーなどを使って走行音を流すだけでなく車内放送やさらには音楽まで?いくらでもやれることはありそうだ。
名古屋鉄道7000系
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