N3000系 Series"N3000"

 2011年登場。本来は3000系の置き換え用に3050系の増備が計画されていたが、増備が延期となった結果新型車両の開発投入となり登場した。入札の関係で1編成目のみ日立製作所製のアルミ車両で、2編成目以降は日本車輌製のステンレス車両で増備されている。ほぼ同デザインだが素材の関係で若干印象が異なる。前面はブラックフェイスが承継されており、3050系の正当進化形ともいえるデザインとなっている。とても個人的で本題とは関係ないが、実車を初めて目にしたときは前面デザインを見て以降「"ダイオウグソクムシ"に似てるなぁ...」と思っている。気になる人はGoogle先生に聞いて、ダイオウグソクムシの正面の画像を提示してもらおう。目を中心に結構似ている(個人的感想)。

 

 

  先発の桜通線6000系と共通設計で登場した3050系同様、こちらも先発の桜通線6050系につづいて日車ブロック工法を採用した共通設計で登場している。側面のデザインだけでいえば各地で見ることのできる統一デザインだが、前面のオリジナリティのせいなのか、はたまた不人気なのかモデル化からはまだ遠い形式。ガレージキットメーカーとして積極的に活動する"模型工房パーミル"がペーパーキットの媒体で発売しており、ここではそれを組み立てたものを掲載している。

 前面のみホワイトメタル製で、それ以外はすべてペーパー製となっている同キット。ペーパーキット初挑戦ということもあって失敗しても大変なので説明書通りに組み立てている。金属キットのように瞬間接着剤を流し込み穴に入れていく工法はほぼ一発勝負なので緊張した。

 床板からクーラーキセ、換気装置に至るまでペーパーで組むことができるようにパーツが用意されているが、Nゲージ界隈には多くのパーツが分売されているのでボディと地下鉄用アンテナ以外は見栄え重視で別パーツに置き換えている。名鉄用アンテナ、信号炎管、換気装置はGMの各種名鉄用パーツから。クーラーキセはKATO製のJR西日本221系用分売パーツから。床板と動力、台車はGMのコアレス動力世代を分売パーツからそれぞれ集めて制作している。ペーパー製なのでボディにあまり大きな穴は開けられないため、各種パーツは取り付けボスを切り取った上で接着剤で取り付けている。床板は制作の段階で取付用のツメを用意するが、説明書通りでも無加工で床板がつけられるため固定も問題ない。

 完成後、ライトユニットを仕込んで点灯できるようにした。グリーンマックス製コアレス世代の床板を仕込んでいるため、ライトユニットもグリーンマックス製品を採用。京急600形用を加工の上仕込んでいて、光源の位置によって標識灯もふくめ全灯した様子が再現できた。


 

名古屋市営地下鉄鶴舞線のなかまたち The vehicle of Nagoya City Subway Tsurumai Line.

 

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